二酸化チタン1)環境浄化材料 として二酸化チタン(金属酸化物TiO2) に光が当たるとマイナスの電気を持った電子とプラスの電気を持った正孔(電気的に中性であったところから電子が出て行った後の抜け殻)ができます。 この電子と正孔は水や酸素と反応してOHラジカル(オゾンと紫外線を反応させるとできます)などの活性酸素を作ります。 活性酸素は非常に大きなエネルギーを持っているため、環境中の有害物質(ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなどの有機物) を炭酸ガスなどに分解・無害化することができ、大気中の汚染物質も酸化して浄化し、無害化することができます。 この技術は約30年前に偶然発見された日本発の技術なのです。その他、悪臭の分解や毎日少しずつついてくる汚れの分解、曇り止め、タンカー事故で流れ出した原油の分解処理、細菌やかびの繁殖防止などさまざまな用途に使うことができます。 |